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新体操顧問の秘密のレッスン
第32章 その頃の可奈子達

可奈子達を見送った亮は茜の所に戻ると可奈子が茜に礼を言っていた事を告げた。すると茜は『ホナ、亮は仕事に戻りぃ』と指示したので「はい」と再び志賀のいるドア横のモニター室に向かう。ドアをノックし亮が入ると志賀がモニターを見ていたので交代すると志賀は「どうだった、特別会員様は?」と言うので「他の皆さんは知っているのですか?」と聞いたので「イヤ、何者か迄は知らないよ」とパソコンを弄りながら答える。すると亮が『あの…志賀さんは女帝のプレイを受けた事は」と再び聞いたので「女帝は無いけど、西の女王ならあるよ」と言うと茜が『ウチの専属やったしナ』と聞こえていたらしくそう言って入って来たので二人はびっくりする。そして志賀に『来週からコレも店で売るからサイトに画像を上げておいてヤ』と猫と犬をモチーフにしたハーフマスクを机に並べたので志賀はそれをデジカメでアングルを変えながら撮影した。亮が茜に「えっ専属って…」と言うので茜が『引退してこの店を出すまでの間やけどナ』と志賀を見るので志賀も「そういった事もあって今は店長なんだよ」とデジカメのデータをパソコンにダウンロードする。茜が『ウチが店にしょっちゅう顔を出していたら商売にならんからナ』と言うと志賀が「引退したとはいえ有名人だったからね。オーナーを見に来るだけの客も中には居たから…それで会員制にもしたんだ」と付け足すように言う。そして「まあ過去の従業員の中にはオーナーの過去を知っていて働かせてくれって言う奴も居たし、オーナーが調教しないとわかると辞めて行った奴も居たな」と先ほどの画像にコメントを付けて茜に見せたので茜が『エエんちゃう?ホナ、それで頼むワ』とモニター室を出て行く。亮が「店の皆もオーナーの過去は?」と言うので志賀は「西の女王だったと知っている者は少ないだろうね。最も今は検索すればわかるけどね。女帝と違い作品とかがあったから」とサイトを更新しながら答えた。そしてインターホンがなり会員が来たので亮はドアを開けに行く。
亮が対応するとその中年の客は「やあ、リオちゃん、今日も綺麗だね」と言うので亮は頭を下げると「ねえ、まだレミちゃん達は居る?」と聞いて来たので亮は「あっ…10分前ぐらいに帰られました…」と答えたので中年の客は「ああっ…、あのバカ上司に捕まらなければ間に合ったんだ…」と呟くと少し寂しそうに店の奥に向かって行った。
亮が対応するとその中年の客は「やあ、リオちゃん、今日も綺麗だね」と言うので亮は頭を下げると「ねえ、まだレミちゃん達は居る?」と聞いて来たので亮は「あっ…10分前ぐらいに帰られました…」と答えたので中年の客は「ああっ…、あのバカ上司に捕まらなければ間に合ったんだ…」と呟くと少し寂しそうに店の奥に向かって行った。

