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第35章 オフ会

翔馬は茜が会計をしている間にもバイブを動かされロビーのソファーに座りながら耐える。バイブはキングほどの振動はないがそれでも翔馬にはキツいものだった｡茜が皆の所に戻って来てそんな翔馬に『もっと変態な翔子ちゃんを見たかったけど、しゃあないわ…』と言うと可奈子に『今度、ゆっくりと遊ばせてや』と言うと可奈子達に背を向けて手をヒラヒラとふり歩く。リオは「あっ…失礼します」と三人に頭を下げてから茜を追いかけた。そんなリオを見ながら可奈子が『じゃあ、私達も帰りましょう』と言うので翔馬が「あっ…あの、コレを止めて…」と可奈子に言うと可奈子は『コレってのは何かしら？はっきり言いなさい』とパワーアップするので翔馬は「あうッ…」と大きく声をあげたが周りに人が居なかったので可奈子が『ホラ行くわよ』と駐車場に向かう。翔馬は「そんな…」と言うと可奈子が『ならバイブを止める代わりにジャケット無しで行く？』と翔馬に言う。翔馬はジャケットで隠れている胸をチラっと見てから「こ、このままで…」と椅子から立ち上がる。「ンン…」と翔馬がバイブの振動により顔を歪ませて歩く。めぐみはその横で心配そうな顔で翔馬を見て歩く。翔馬がホテルのエントランスを出て車まで約100メートルになると可奈子が『まったく、遅いわね。早く歩けるようにしてあげるわ』と肩に羽織っているジャケットを奪いバイブを更にパワーアップするので翔馬はその場にしゃがむ。そしてめぐみに『めぐみ、こっちに来なさい』と可奈子は翔馬と車の間に移動して言う。めぐみは翔馬を見てから可奈子の所に向かう。翔馬は「あうッ…」と耐えている。めぐみが可奈子の所に着くと可奈子は『ホラ、早くしないと人が来るわよ翔子』と笑う。そしてめぐみのスカートに手を入れてキングを入れたのでめぐみが「あふっ…」と声を洩らす。すると駐車場に１台、車が入って来たのを翔馬が確認したので翔馬は「ンンっ…」と口にしながらも立ち上がり、ゆっくりと歩き始めた。だがバイブによりすぐに足が止まると先程の車から男が降り始めたので翔馬はまた歩きだす。可奈子もそれに気づくと『ホラ、早く歩いて来なさい』とバイブを止め更に『隠したらMAXにするわよ』と付け足したので翔馬は「クッ…」と呟くと可奈子達に向かう。車の男は40代位のサラリーマンで電話しながら歩いて来た。可奈子が『ホラ、早く歩いて来なさい』と翔馬に声をかける。