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第43章 冬休み

めぐみは「ごめん、今はどう答えていいのかわからない…」とめぐみは可奈子がいる部屋に行くとめぐみが可奈子に「すみません、可奈子様ッ訳は後で話すので失礼します」と言ってエレベーターに乗って出て行った。可奈子が翔馬に事情を聞こうと翔馬がいる部屋に行くと翔馬は床に頭を付けて泣いていたので暫く一人にさせた。暫くして翔馬が可奈子の部屋をノックするので可奈子が『入りなさい』と答えた。翔馬は経緯を可奈子に話すと『なるほどね。それはめぐみにはショックでしょうね。めぐみは翔馬のためにあの薬を飲んでいたのだし…』と呟いた。そして可奈子が『仕方ないわね、あの薬を飲まなくていいわ翔馬』と言って可奈子は『めぐみには私がなんとかするから今日は送って行くから帰りなさい』と翔馬に言った。
めぐみは自分がいつ自宅に着いたのかもわからずに部屋で泣きつかれていた。茜が軽井沢の２日で撮影した翔馬との写真を伏せてある。すると可奈子がめぐみに電話をするがめぐみはそれを無視する。暫くして家のチャイムがなり母親が出ると可奈子だったので母親は可奈子に「日頃、めぐみが迷惑をかけてすみません」と頭を下げて言ったので可奈子は『いえいえ、高崎さんは部活でもしっかりしているのでこちらも助かってます』と言ってから『実は今日、高崎さんの様子が少し違ったので心配になってご迷惑だとは思ったのですが…』と母親に言ったので母親は「そうなんですか？学校から戻ると部屋から出て来ないので、心配していたのですが」と言ったので可奈子が『あのめぐみさんと二人で話せますか？』と聞くと母親が「でもあの娘、部屋から出て来ないし…」と言ったので可奈子は『ドア越しでも構わないので…』と言って頭を下げたので母親は「めぐみ、来生先生がいらっしゃって話しがしたいのですって。母さん、買い物に行ってくるからちゃんと先生の話しを聞きなさいね。わざわざいらっしゃったのだからね」とめぐみに聞こえるように言ってから可奈子に「じゃあ、私は１時間後に戻って来ますね」と可奈子に言ったので可奈子は『すみません。私が帰ってもめぐみさんから理由を聞かないであげて下さい』と言って頭を下げたので母親は「めぐみも年頃だし、親には言えない事もあるでしょうから、大丈夫ですよ」と言って「めぐみをお願いします」とめぐみの部屋を教えて出て行った。