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第43章 冬休み

そんな翔馬に谷が『要するに、新しい娘がみたいって事』と言うと鈴木に『あっ…あっちの娘、良くねッ』とおみくじを売っている胸の大きな巫女さんを指さしているので翔馬が呆れていると二人は『なら、翔馬はどの娘がいいんだよ』と言うので翔馬は適当に「あっ…あの娘なんか可愛いと思うよ」と指差したので二人が『ああ、確かに可愛いけど胸がなッ』と二人が言った。その娘の胸は翔子と変わらないぐらいだったので翔馬は少し複雑な気持ちになった。
めぐみは年末に単身赴任の父親が正月休みで戻っていたので久しぶりに両親は普段は飲まない酒を飲んで潰れていた。そんな両親をめぐみが面倒を見ている。すると友人からの着信で今からカラオケに行かないかと誘われたのでめぐみは母親に外出の許可を聞いた。母親は潰れては居たがめぐみに『行ってきなさい』と答えたのでめぐみは「大丈夫？」と言うと母親は『大丈夫よ潰れたフリだしね。こうでもしないとまた引っ越しの話をめぐみに言うでしょう？』と言った。父親は母とめぐみに単身赴任先の北海道への引っ越しの事を以前から言っていたが母親は【めぐみが学校を卒業する迄は此処】と父には言っていたがまたその話をしてきたので母親は父に何かと理由を付けて酒を飲まして潰して眠らせたのだとめぐみは母の一言で理解した。母は『家族で向こうでってのも良いとは思うけど、めぐみがいつまでも親と一緒ってのも…って事も私は考えているからめぐみはめぐみで考えておいて』と言って『ほら、お友達と楽しんで来なさい』と言ったのでめぐみは「あっ…うん、考えておく。」と言うと居間を去った。めぐみは自室で下着姿になると姿見の前で全裸になるとめぐみは【可奈子様の近くに居たい】と思うと無意識に胸のピアスを触っていた。めぐみは下着を身につけると出掛ける身支度をし、母親に挨拶をして友人達との待ち合わせ場所に向かった。そしてめぐみは数時間、友人達とのカラオケを楽しんだ。そして家に戻ると両親に「父さんには悪いけど…私はこっちに残りたい。今日、友人達に会ってそう思った」と言って更に「それに短大に行くとしてもこっちの方が選択肢が多いから…」と言ったので父親が『そうか、ならこの家に？』と言うと母親が『一人では空き巣とかが怖いから卒業したら売買してめぐみは自分で探せばいいじゃない。費用は売値の半分で』と言ってから父親に言った。