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第46章 二次会

可奈子が翔馬に『それで？』と言うので翔馬は続けた。胸が膨らんで日常生活に支障が起きた事やそれによる乳首とシャツとの摩擦で感じてしまう事も話すと柚希は『なるほどね、私も成長期には同じ経験をしたわ。すぐに母親に言ってブラジャーを買いに行ったっけ』とはにかみながら言った。そして柚希は隣にいるマキを見て『マキちゃんも同じようになるのかしらね』と言ったので茜が『手術するなら医者を紹介するで。それとも翔子ちゃんのように薬にする?』と宮内に言うので宮内は柚希を見て暫くしてから「あの…その2択しかないのですか？」と聞いたので柚希は『あら、マキちゃんはどうしたいの？』と言ったので宮内は「俺はこの身体を変えるつもりは全くないです。でも柚希さんには色々と世話になってますのでこのままでいたいとは思ってます」と答えると茜が『せやな、身体を変えるというのは先の事も考えないとアカンしな…』とリオと翔馬を見ながら言ったので翔馬は【俺の時にもそんな事を言ったのか？】と茜が可奈子にそう言ったのかを疑問に思っていると可奈子は『そうねリオちゃんは自分からだし、翔子はこんな身体にした私が責任をちゃんととる覚悟の上だし、当然、レミも同じよ』とめぐみと翔馬を見て言うので柚希が『ごめんなさい。ちゃんとそこまでの覚悟も無く軽く考えてました』と可奈子に頭を下げてから宮内にも同じ事をすると宮内は「あっ…頭を上げてください。柚希さんはちゃんと普通以上の生活を俺に与えてくれてますからッ」と言った。柚希は『そう言ってもらえると嬉しいわ』と答えた。茜が『まぁ、片脚がこの世界にハマっている今の宮内がどっぷりとハマってからでも遅うないしナ』とまとめる。そして茜が宮内に『女装も前ほど嫌じゃ無さそうやしな？』と耳打ちする。宮内はバイト時以外は常にマキとしての生活を柚希に命じられていたので柚希の店の孃達には女の子友達としてお茶等に誘わる事もあった。すると茜が翔馬に『翔子ちゃんは今の身体に後悔とかあるン？』と聞いたので翔馬は暫く考えてから「後悔というか不安はありますね。こんな身体なので男としての就職は難しいでしょうし、仮に出来たとしても身体をネタにイジられそうですし…」と言うと茜が『ホナ、ウチが雇ってもエエで』と言うと柚希も『それなら、私も新しくお店を出すわ。男の娘のをね』と言って宮内に『その店の店長はマキちゃんよ』と言う。