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新体操顧問の秘密のレッスン
第49章 進路

谷が『翔馬の頭ならやっぱり進学?』と言うと翔馬は「2人は考えてはいるの?」と逆に聞いたので『俺達は進学なんてムリだからそれぞれ、バスケとサッカーに関係した就職を考えてはいるよ』と鈴木が言うと谷が『それがダメでもそういった部活みたいな活動がある会社には就職はしたいな』と答えたので翔馬は「へぇ、以外と2人ともちゃんと考えているんだ」と言うので2人は『まぁ、それなりにはな…卒業した時に可奈子先生にイイ所を見せておけなかったって後悔だけはしたくないからな』と答えた。2人の後悔と言う言葉に翔馬はこんな身体になった事を後悔しているのか?と考えようとしていると『翔馬は悩ま無くても進学が出来るからいいよな』と谷が言ったので翔馬は「別に特に行きたい大学は無いけど、だからって就職するにもどういった仕事がしたいってのも無いからこうして考えていたんだ」と答えた。【こんな身体では就職するにも大変だし】と内心では思っていた。すると鈴木が『我々には理解出来ない天才ゆえの悩みってかぁ?』と谷に言うので谷が『唯一、俺達が共感出来る悩みは彼女が未だに居ない事だなッ』と言ったので翔馬は笑って対応したが内心では【めぐみが彼女だと2人が知ったらどうなる事か】とも思っていた。すると鈴木が『さてと、賭けに勝った金で勝利のジュースを飲みに行くとするか?』と谷に言うので谷が『じゃあ俺は負けた苦汁を飲みに行きますか…』と翔馬に言うので翔馬は「俺はもう少し此処に残るよ」と言うので2人は翔馬に手を振って去って行った。卒業後には兄も両親がいる海外に移住すると言うので実家に1人では広すぎるし実家の事も悩む原因の1つだった。めぐみとの同棲も考えてはいるがまだめぐみには言っていなかった。

