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新体操顧問の秘密のレッスン
第50章 卒業

クラスの列にめぐみが戻ると周りの生徒達が『戻るのが遅かったけど何かあったの?』と小声で聞いて来たのでめぐみは「うん?何もないよ」と返す。やがて生徒達の卒業式が終わると加奈子が登壇し『突然ですが今日で私も貴方達と同じく此処を卒業します』と言ったので卒業生、在校生共に驚きの声が上がり暫くは騒がしかったが加奈子が『皆、静かにしなさい。まだ卒業式の最中よ』と言うと加奈子は有りもしない辞める理由を話してマイクを進行係の教員に渡すと降壇し再び卒業生の担当教員の列に戻る。そして卒業生徒の退場で卒業式が終わり生徒達はそれぞれの教室に戻る。当然、どこのクラスでも加奈子の事で騒がしかった。そしてまた隣のクラスのあの生徒が来て鈴木達に『なぁ、さっきのは本当なのか?』と言って来たので谷が『俺達だって寝耳に水だよッ』と言うので『加奈子先生のクラスだから前持って聞かされてたとかは?』と言うので鈴木が『この周りの状況で判るだろッ』と言い更に『俺達だって嘘であって欲しいよ』と言う。周りの女子達は泣いていたりしていたので隣の生徒は『そうだよな、皆、同じ気持ちで俺だけじゃないんだよな…』と呟くと肩を落として静かに自分の教室へと帰っ行く。めぐみの周りでは依然、めぐみに加奈子の事を聞いた生徒が『やっぱりあの時の事はこのためだったんだ』と言うのでめぐみが「部活の顧問が変わったのは加奈子先生が忙しくて学校を休むのが増えたからだし、学校を辞めるのもちゃんと理由があったじゃない」と言うので『めぐみは悲しくないの?』と返すのでめぐみが「私だってたまに学校に遊びに来て加奈子先生に会えたらいいなって思ってたから…」と言うのでそれでまた周りの女子達が泣く。翔馬の席には鈴木と谷が来ていて『俺も立派な社会人になった所を見せに来る予定だったのに』と谷が言うと鈴木が『お前はまだマシだろ?実業団から活躍して有名になれば名前が世に知れて加奈子先生にも、届くからッ』と言う。すると加奈子が教室に来たので生徒達は一斉に加奈子に「辞めないでッ」と言うか加奈子は『皆、席につきなさい。これから卒業証書を渡すのだから』と返す。加奈子は男女交互に名前を呼び上げると一人一人に言葉を掛けてから手渡した。翔馬の番が来ると淫具が作動して加奈子の前に立つと更にパワーアップしたので翔馬は顔を歪めるがそれが見えるのは、加奈子だけだった。

