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第9章 外泊調教

すると友人は笑うめぐみに対して『めぐみは良いわよね、選り取りみどりだからあんな感じの人が選べるからね』と言った。めぐみが「そんな事ないわよ。断るのも大変なんだよ、お互いギクシャクしちゃうし…」と言って翔馬と今がそうなっていると思った。そしてめぐみは「それに今は部活が一番、楽しいから、全然、彼氏とか欲しいって思えなんだよね」と言ったので友人は『はぁ、羨ましいセリフだわ。私がめぐみなら、良かったのに…』と笑った。めぐみも笑ってはいたが部活や、彼氏よりも可奈子の調教が欲しかった。そして視線の先にいる翔馬を見てももうなんともなくなっていた。今なら、めぐみは可奈子に命令されればこの場でも裸になれる気がしていた。すると可奈子が現れたのでめぐみは一瞬、焦った。友人達は席に戻ると翔馬も戻る最中だったのでもう一度めぐみは翔馬を見ても以前のようにただのクラスメイトの男子と脳が認識した。可奈子が全員、席に座るのを確認すると『おはよう』と言ったので日直が号令をかけた。可奈子がいつものように出席を取って行く。翔馬は今日はいつも以上に緊張していた。やがて翔馬の名字が呼ばれ隣に可奈子が来ると翔馬は可奈子の目を見れなかった。可奈子は口角を少し上げて次の席に向かった。可奈子は今日はグレーのスーツだったのでスカートからの美脚に翔馬と男子生徒達は釘付けだった。男子生徒の楽しみでもあった。女子生徒達は憧れとしてやはり何人かは釘付けになくなっていた。いつも出席確認はこんな感じだった。
やがてめぐみも可奈子に呼ばれ返事をし可奈子と視線を合わす。可奈子がいつものように朝の報告を済ますと教室を出る。ある男子生徒は『はぁ、明日は可奈子先生の美脚が見れない日曜日かぁ』と言いまた違う男子生徒は『今日のオカズいただきました』と言っていた。翔馬の周りに集まった生徒も『可奈子先生、彼氏とか居るのかな？いたらあの身体を独り占めで羨ましいな。』と言っていたので翔馬も[そう言われるとそうだ]と思っていた。何しろあのプロポーションと美貌だから、彼氏がいてもおかしくはなかった。するとそれを聞いた女子生徒が『居ない訳がないじゃない。あんな美人に』と言ったので『そうだよな、今夜はその彼氏と過ごすのかなぁ。くうぅ、羨ましいッ』と言ってその場が盛り上がる。