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虜 ~秘密の執事~
第2章   

初めて抱いてくれた時とはまるで違う人の様に、榊は強引に椿の身体を開いていく。

制服を脱ぐ時間も与えないように、早急に快楽の芽を摘んでいく榊の愛撫に椿は必死に置いて行かれない様付いていくので精一杯だった。

「あはん……ああん、あ、あ……」

いつも着ている制服の上から胸を揉まれるのがたまらなく恥ずかしい。

毎日結んでくれるスカーフはぐちゃぐちゃになり、今は椿の下に敷かれている。

短めのひだスカートの中はもう既に蜜が滴り落ち、榊の指を易々と受け入れた。

それを感じ取った榊がベッドの隅に座ると、軽々と椿を持ち上げ、後ろ向きに己の雄を蜜壺にあてがう。

「ひゃ……やあん……っ!!」

ひたひたに潤っている蜜壺を押し広げる様に、榊の太いそれは入っていく。

ずぶずぶと音を立て蜜壺に埋め込まれていく雄は、初めてその最奥まで貫いた。

「ふ、ふか……っ」

あまりの強烈な刺激に言葉にならず目を瞑って耐える椿の耳元で、榊が囁く。

「見えますか? 椿様のここが美味しそうに私をしゃぶっていらっしゃいますよ」

思わず瞳を開いた椿の視線の先には大きな鏡があり、制服のまま股を大きく広げられ、その中心に榊を深く咥えこんでいるあまりにも卑猥な自分が映っていた。

「やあ、言っちゃやぁ……!」

しかしそう否定した瞬間、椿の秘所が榊をぎゅうと締め付け、さらに蜜を滴り落とす。

背中に電流を流された様な刺激が、椿を淫乱に身悶えさせる。

そしてその切なさはまるで腰に蓄積されていくようだった。

「やあ……おかしくなっちゃう……ああん……ああ!」

溜めこんだ奔流の捌け口を必死に探す様に、椿も腰を振るう。

背中の方のある一点を榊のその逞しい切っ先で擦られた時、

「ひゃあああ……!? いっちゃう……いっちゃう!!」

椿ははしたなく大声を上げながら達してしまった。

その後何度もイかされた椿は初めて意識を失った。



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