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欲望の行末 ~愛しのアンドロイド~
第2章

絢は我慢がならなくなり、自ら膝立ちになって紺色の制服の下のショーツを脱ぐ。
そしてこちらを見上げてくる祐二を寝かせると、その前を寛がせた。
中からは、これでもかと立ち上がったものが飛び出してくる。
「あん、おっきい……」
絢はそう呟くと、濡れそぼった秘所に祐二の雄をあてがう。
ひたひたに潤ったそこは、大して苦労もせず祐二を受け入れていく。
最奥まで受け入れた時、
『ああん、パパの……奥にごつごつって……ひゃあんっ』
AVの喘ぎが絢の鼓膜を揺らす。
「パパの……?」
すべてを受け入れていっぱいいっぱいの絢は、訳が分からなくなり、そう呟く。
「はい、絢様のここにいるのは、貴女の実の父親と同じものです」
(パパが二十歳の時の身体……パパと同じ、あそこ……)
そう考えた時、心臓がどくりとなり、絢の中が祐二をきつく締め上げた。
「くっ……」
腹の下から祐二の苦しそうな声が聞こえる。
(パパとよく似た声……)
絢が腰を振るうと、祐二もその刺激に呻く。
その声を聴きたくて、絢は必死に腰を打ちふるう。
いやらしい水音と、ベッドのスプリングのきしむ音。
『はあん、パパ、パパ! イっちゃうのぉ』
AVはもう終わりに向かっているらしかった。
艶めかしいその喘ぎ声に、絢も追い立てられる。
「いいのぉ……いいの、祐二さん!!」
セーラー服を纏ったままの胸を、寝そべった祐二がぎゅうと掴む。
「どうぞ、イってください」
『いけ、イクんだ』
テレビの音と、祐二の声がリフレインする。
「ひゃあんっ……!!」
『パパあ……!!』
女優がいったのと同時に、絢は悲鳴を上げながら上半身を反らして達してしまった。
「パパぁ……」
いき過ぎて意識が混濁した絢はそう呟やくと、力の入らない腕を伸ばし、祐二にしがみつく。
「絢……」
「パパぁ……」
絢はその後、そう口にしながら何度も達してしまった。
「もう、二度とパパの部屋ではしないからっ!!」
絢は頬を膨らませながら、カレーライスをもぐもぐと咀嚼する。
「そうですか。絢様もノリノリでいらっしゃったので、さぞかしご満足頂けたのかと……」
祐二はとても残念そうに洗物を片付ける。

