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幸せの頂点
第17章 場所

待ちに待ってた繋がりなのに…。
「動けねえから力抜いてくれ…。」
困った顔をする部長を見る。
息を吐いて力を抜こうと試みる。
「無理かも…。」
思うように私の身体は私のいう事を聞いてはくれずに泣きたくなる。
「これならどうだ?」
ニヤリとして部長が私の乳首を指先で弄ぶ。
そのせいで益々感じる私の身体は更に強張り部長の竿を締め付ける。
「やんっ!もっと無理っ!」
「今日はペースダウンだな。」
苦笑いする部長がゆっくりと腰を動かし出す。
今日は円舞曲のリズムだった。
押しては引く波のような快感を味わう。
子宮まで突き上げられる感覚が好き。
少しづつ溶かされる身体…。
押し寄せるオーガニズムの頂点…。
何度となくイカされて感覚を失くした頃に部長のリズムがエイトビートに変わっていく。
「アーッアアッ…、アンッ…。」
リズムに合わせて鳴き声を上げる。
「イクッ…、イクッ…。」
そんな状況を過ぎれば、もう自分がイッてるのかさえわからなくなる。
後はただ部長にしがみつく。
「イッていいか?」
私の額にキスをして聞いて来る。
私が満足なら…。
「来て…。」
これ以上の快感は身体中がおかしくなる。
「イクぞ…。」
浮いた私の腰を抱えるようにして部長がラストスパートとばかりに腰を振る。
更にお腹が圧迫された。
「イッちゃう…、またイッちゃうの…。」
オーガニズムの限界を超えたはずの膣がまた痙攣の前の硬直を始める。
「イクッ!」
部長の叫ぶ声がした。
お腹の中で暖かいものが広がる。
この人の子供なら欲しいとまで思う。

