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幸せの頂点
第21章 本来
堕ちるような感覚がする。
それは決して恐怖ではない。
ただ自分の身体が思うようにならずにベッドで何度も跳ねては意識が朦朧とする。
「神威っ…、もう…。」
無理だと叫びたい。
帯の外れた浴衣の裾から侵入する手が私の股間を真探り蠢く。
「腰が浮いてる。」
私を太い腕でしっかりと抱きかかえて愛撫を繰り返す男が意地悪に笑いながら私を感じさせ続ける。
「おね…がい…。」
イキ過ぎて変になる。
くだらない事を考える事すら許してはくれない。
「6回もイキながら今も俺の指を締め付けて喰い千切りそうだ。」
ツッとクリトリスが指先で撫でられる。
「んはぁ…、あっあっ…。」
喘ぎ悶えて部長にしがみつく。
求め続けた頂点を意図も容易く感じさせられる。
そこに留まりたい欲望を抑える事は不可能。
部長にしがみつき7回目の頂点を味わった。
「もう…。」
これ以上は苦しいからと部長の浴衣の裾から股間のものを撫でてみる。
軽く勃起する肉棒が私の手に触れる。
「自分で挿れるか?」
部長が胡座をかいて惜しげもなく私に股間の肉棒を見せつける。
肌蹴て乱れた浴衣姿で犬のように彼の前に四つん這いになり服従する私はその肉棒を愛おしいものとして舐め上げる。
「もう、挿れられる?」
私の愛撫で部長のペニスを完全に勃起させれば部長が私を抱き上げる。
「来いよ…。」
低く囁かれる声が好き…。
私の肌蹴た胸元に部長が顔を埋めて乳首を指先で弾くように弄ぶ。
私は部長の肉棒を自分の股間に充てがいそれを体内へと導く。
最初に感じるのは息を吐き出すほどの圧迫感。
次の瞬間には有り得ないほどの快感。
「ンアーッ…。」
私の仰け反る身体を部長が支えては引き寄せる。