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スキンのアンニュイから作品を作ってみませんか?
第4章 月乃 朔夜 様【青い空。】
仕事が終わったからと、雄太の家で待ち合わせることにした。
久しぶりに来た雄太のマンションの前で帰りを待つ。
「龍斗……」
そういうと雄太は泣きそうな顔でギュッと抱きつく。
俺も雄太の背中に左手を回して抱きしめた。
松葉杖がカランと地面に落ちる。
「ごめん。骨折してるの忘れてた。」
拾ってくれた松葉杖をついて、雄太の部屋へ向かう。
「全部思い出したよ。事故る前のことも入院中のことも。」
「良かった。本当にごめん。俺があんなこと言わなければ龍斗が事故に遭うことなんてなかったのに。」
「俺こそごめんね。入院中に雄太の仕事してるところ見てたら本当に忙しそうで悪かったなって反省した。」
ベッドに座り、左手を伸ばすと折れてる足を気遣って遠慮がちに隣に座る。
仕事中の雄太は優しくて頼り甲斐ありそうな先生という感じだったけど、今の雄太は見た目からは想像もつかない程、泣き虫で甘えん坊。
左手で雄太の顔を自分の方へ向け、キスをした。
「龍斗ッ、」
「雄太の泣き虫」
久しぶりに来た雄太のマンションの前で帰りを待つ。
「龍斗……」
そういうと雄太は泣きそうな顔でギュッと抱きつく。
俺も雄太の背中に左手を回して抱きしめた。
松葉杖がカランと地面に落ちる。
「ごめん。骨折してるの忘れてた。」
拾ってくれた松葉杖をついて、雄太の部屋へ向かう。
「全部思い出したよ。事故る前のことも入院中のことも。」
「良かった。本当にごめん。俺があんなこと言わなければ龍斗が事故に遭うことなんてなかったのに。」
「俺こそごめんね。入院中に雄太の仕事してるところ見てたら本当に忙しそうで悪かったなって反省した。」
ベッドに座り、左手を伸ばすと折れてる足を気遣って遠慮がちに隣に座る。
仕事中の雄太は優しくて頼り甲斐ありそうな先生という感じだったけど、今の雄太は見た目からは想像もつかない程、泣き虫で甘えん坊。
左手で雄太の顔を自分の方へ向け、キスをした。
「龍斗ッ、」
「雄太の泣き虫」