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スキンのアンニュイから作品を作ってみませんか?
第1章 天峰 颯【私の彼氏】
【美和さんの中、すっげ~気持ちいいよ】
【もっと喘いでよ。俺ので感じてよ】
【美和さん、感じてる?俺ので狂いそう?】
【俺も狂いそうな程、気持ちがいいよ】
【その声いいよ…もっと恥ずかしがらずに喘いでよ。その声だけで俺…イキそうになるから】
【そんなに気持ちが良いんだ。もっと気持ち良くなってよ】
【美和さんはクリトリスが好きだよね。ギュっと締まったよ…】
【そんなに気持ちがいいなら我慢しないでこのままイッちぇ…】
【美和!!イケッ!!!!】
【美和さんの中、やばいっ、イッた時の感触がヤバすぎるよ】
【ごめん…俺…もう我慢…できないよっ】
【イクよっ…美和さん…中で…イクよっ】
そんな言葉が並べられていた。
その文字を読みながら、ジンわりと身体が火照りだした。
もっとケイくんに愛されたいとおさまった疼きに火がついた。
だけど身体の気だるさには抗えない。
身体は火照っているのに瞼が重くなる。
そんな風に自分の中で葛藤していると、ケイくんからメッセージが届いた。
【美和さん…ごめんね。激しすぎたよね】
私の体を気遣ってくれるケイくんにうれしくなる。
大丈夫だよと送りたいのに腕さえもう動かない。
【美和さん??大丈夫?身体つらい??】
返事をしない私に心配するメッセージが送られてくる。
それを目にしながらメッセージを送り返すこともせずに、言葉で返事をする。
「大丈夫だよ…ケイくんと繋がれて…幸せだったよ…」
【美和さん??美和さん??】
「そんなに心配しなくても…大丈夫…だよ…ただちょっと疲れただけ…でも幸せだったよ…ありがとね。ケイ…く…ん」
ケイくんには届かない言葉を口にしながら、私は眠りに落ちてしまった。