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スキンのアンニュイから作品を作ってみませんか?
第1章 天峰 颯【私の彼氏】

次の日目が覚めると意外とすっきりとしていた。
寝るまではあんなに気怠かった身体も軽い。
そして、床に転がっている男根が目に入ると、昨日の事を思い出して昨日の続きの様に身体がじんわりと熱くなる。
またケイくんと同じ様な事をしたいと思っても、陽の明るい外を見て諦めた。

【ケイくん、おはよう】

背伸びをした後に、ケイくんにおはようのLINEを送った。
直ぐに既読になり返事が返ってくる。

【美和さんおはよう。身体は大丈夫?辛くない】

そんな些細な気遣いもうれしい。

【大丈夫だよ。逆にすっきりしているかも】

【そう。だったらよかった】

それで今日のおはようメッセージは終わったと思っていた。
だけど数分後、ケイくんからメッセージが届いた。

【あのね…美和さん…昨日の事…イヤ…じゃなかった?】

【乗り気じゃない美和さんに無理強いしたんじゃないかって…俺…】

ケイくんの言葉にクスッと笑った。
どんなに私をリードしてもやっぱり年下の弟みたいな存在。
可愛くてもっと甘やかしたくなる。

【イヤじゃなかったよ。ケイくんを身近に感じられて私もうれしかった。】

【本当?よかった…昨日返事がなくてLINE終わったから嫌われたんじゃないかってずっと気になってたんだ】

昨日は疲れ果てて眠ってしまったことを思い出した。
それがケイくんに不安を与えていたと思うと申し訳ない。

【こめんね。疲れて眠っちゃったの】

【激しかったかな?ごめんね】

【ううん、大丈夫だよ。ケイくんとするの初めてだったけど…イヤじゃなかったから】

そう言葉にすると、にこちゃんマークのスタンプが送られてきた。

【本当?そういって貰えると俺うれしい】

【だったら、また誘ってもいいかな?もっと美和さんの事、気持ち良くさせたい】

その言葉に身体中の血液が沸騰したかのように熱くなるのがわかった。
それがダイレクトにケイくんに伝わる。

【美和さん、今から続きしたい?俺はやりたいな】

その言葉にゾクゾクする。
昨日のような快楽をもう一度味わえるかと思うと、私の返事は決まっている。

【うん…私もケイくんと気持ち良くなりたい…】

その言葉が引き金となり、休みの間中ケイくんとLINE越しにSEXをする。
近くにケイくんがいなくても、傍にいるようで身も心も満たされる。



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