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スキンのアンニュイから作品を作ってみませんか?
第7章 彩華 鞠様 【陽だまりの中の影】
ペチャ……ペチャ……と、卑猥な音を奏でて私を責める直人の舌。
一番やらしい場所を見られている羞恥心と共に、直人を独占している優越感。
2つの感情がない交ぜになり、更に私を向こう側へと押し流そうとしているみたい。
それがまた得も言われぬ快感を生む。

「あっ、あっ、イキそう。
直人に責められて、私イッちゃう」
「イッて?美優のイク姿は好き。まるでクジラが海面から跳ねるようにキラキラ光るんだ。クジラなんかより美優のほうが何倍も綺麗だけど」

直人の言葉のほうが綺麗よ。
そんなことを言う余裕すらなく、私は次々と与えられる快感に付いていくだけで精一杯になっていて……。
感じ硬くなった花芽が舌に捉え、トロトロになった蜜口に侵入した指が、膣壁を何度も何度も擦られて、イッしまうのは時間の問題なのに、直人は責める手を緩めない。
私は体を硬くし耐えてるけれど、もう……ムリ、来る来ちゃう欲しかった瞬間が!

「はぁはぁ……んんんー!
イ……ク、弾ける、ああぁーーなおとぉぉぉーーー!!!」

全身を駆け抜ける女としての最高の快感!
体中の細胞全てが活性化したような熱い衝撃。
背を反らせエクスタシーの波と余韻に耽る私の体。
直人に与えられたものが私の幸せ、直人がくれる甘美な快楽。それに堕ちるのが素敵なことなの。
天使の誘惑に人は勝てないわ。

「はぁはぁ……はぁ……」
「イッたね美優。やっぱり綺麗」
「……あん」

私の恥ずかしい場所から顔を上げて、直人は眩しいくらいに微笑みながら、私にキスしてくれるの。
労るような激しさとは無縁のキス。触れ合うだけの甘いキス。

でも……まだ足りない、私を本気で奪って?
直人の全てを私に頂戴。

そんな直人は、日の光に照らされながら私を見つめているだけ。
意地悪しないで?
この熱くなった体に、もっと快感を……お願い。

「……直人?」
「ん?どうしたの美優、僕の顔になにか付いてる?」
「うんん、ただ綺麗だなって思ったの」
「僕から見れば、美優の方が何倍も綺麗なのに、なんでそんな事を言うの?」
「私に取って直人は天使なのよ。私の中にだけ居る天使、それが直人」
「天使はこんな事しないよ?」

少し悪戯めいた笑いをしたと思ったら、直人は私の上に覆い被さって来て、私はまた囚われるの……直人に……。


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