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寝とらせ白書①/妻が他人に抱かれる時
第4章 期待と不安
次の日、出社後すぐに浅倉氏にメールをした。
『おはようございます。私達は家庭の事情で平日の日中しか時間が取れないのですがよろしいでしょうか?よろしければ次の火曜日にお会いしたいのですが』
今日は金曜日、あと4日だ。
浅倉氏は返信が早い。
『はいOKですよー。お会いできるのを楽しみにしております。奥様によろしく』
顔文字も使いなれている様子。
とりあえず浅倉氏からのメール着信音を“ブイーンブーン”と蚊の飛ぶ音に設定した。
営業車へと向かう途中
『では次の火曜日、午前10時に〇〇〇の駐車場で待ち合わせはいかがですか?』と送信。
営業車のエンジンをかけるやいなや、
“ブイーンブーン”
早い。
『了解ですよ』
次の火曜日 午前10時、某大型ショッピングモールの駐車場。
ついに日取りは決まった。
後の詳細は昼休みにメールする事にし、俺は営業車を街へと走らせた。