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寝とらせ白書①/妻が他人に抱かれる時
第5章 浅倉氏登場

「そろそろお風呂いいんじゃないかな……」
三人の中で俺が一番落ち着きがなくソワソワしている。
「おお、そうかもしれません。奥様、お先におはいりください」
浅倉氏が詩織を促す。
なんかこの辺から俺は勃起しはじめていた。
「あ……はい、じゃ少し泳いできます」
詩織は顔を赤らめ、バッグを持ち浴室へと消えた。
「さて、ご主人」
「はい?」
「次に私がお風呂いただきますので、その間にご主人は奥様と最終的な意思確認をしてください。」
「あ……はい、わかりました」
「もし、厳しいと感じたら正直に言ってくださいよ。私は全然構いませんから。その時は三人で食事でもして帰りましょうワッハッハハ」
「はい、ハハ……」
「で、ご主人」
「はい?」
「私がお風呂から上がったら、次にご主人がお入りください。なるべくゆっくり」
「はい、わかりました」
「その間に私は奥様とコミュニケーションを取りますので」と、浅倉氏は頭をかきながらタバコに火をつけた。
なるほど。
三人揃ってる時に、はい始めます──じゃ、あまりにもムードが無い。
自然にセックスへと流れる様に二人きりにすれ、と言いたい訳ね。
「わかりました!」
いよいよに迫った詩織と浅倉氏のセックスにメチャクチャ興奮してきた。
「ご主人は奥様のフェラや顔射シーンを撮影希望と聞きましたが?」
結構真顔で俺に聞く浅倉氏。
俺もタバコに火をつけ、
「はい……でも、それは俺だけの願望でして妻は嫌がるんでないかと思うんですよね」
高橋氏は俺の願望を浅倉氏に伝えていてくれたらしい。
「ほう、では奥様はご存知無いと?」
「いえ、あいつは俺の願望知ってますよ」
「ふむ、では断られた訳ではないのですね?」
「まぁ……そうですね」
プハーっとタバコの煙を吐き出し、浅倉氏は
「ご主人の期待に応える様頑張りますよ」と、意味深な発言をし、コーヒーをすすった。

