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寝とらせ白書①/妻が他人に抱かれる時
第5章 浅倉氏登場
浅倉氏は既にパンツ一丁の生まれたての姿に替わっており、詩織のバスローブは何処かへ消えていた。
最初俺には浅倉氏が詩織の耳元で何か囁いてるように見えた。
そっと近づいて見ると……
浅倉氏の舌が詩織の首筋、耳元と滑るように這っていた。
右手を詩織の肩に廻し、左手は赤いブラの上から詩織の乳房を握り、ゆっくりと円を描き揉んでいる。
俺は慌てず、急いで、冷静に、興奮して……とにかくデジカメを取り出した。
そして二人の対面に座りファインダーを合わせた。
詩織は浅倉氏と逆の方に顔を向け、やや下向きで目をつむり浅倉氏の愛撫を受けている。
左手はダラリと力なくぶら下がり、右手はソファーの端を軽く掴んで浅倉氏の愛撫に耐えているかのように見えた。
俺のいない数分間にどんな展開があったのだろうか。
浅倉氏の舌先が耳元で止まり、詩織の耳たぶを吸い、軽く噛む。
乳房を揉んでいた左手はブラの紐を下ろし始めた。
露になった詩織の乳房・乳首────
押し寄せる快感と恥ずかしさを必死にこらえているのか、赤いガーターに包まれた細い脚がグッと内に曲がる。
肩にあてていた右手は詩織の右の乳房に移動し握るように揉み、左手は詩織の太股を這う──
まだ舌先は詩織の耳元で踊っている。
詩織の首筋から耳元は浅倉氏の唾液がオレンジの照明に反射し妖しく光る。
やがて下向きだった詩織は顔を上げ
「ああ……」
と、深く息を吐き口は半開きになった。
夫の俺には、その詩織の様子が快感の波に沈み始めたものだとわかる。
パシャッ
最初の一枚ゲッツ!
このフラッシュを合図にしたのか、太股を這っていた浅倉氏の左手は俺のお気に入りパンティに移動し、詩織の陰部へパンティの上から指をなぞらせた。
「うっ……」
その瞬間、詩織はソファーの端を更に強く握り、注射を射たれた子供の様な声を漏らした。
同時に俺のぺニスはかつて経験がないほどの膨張を始めた。