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寝とらせ白書①/妻が他人に抱かれる時
第6章 妻のフェラ
詩織との長いセックスレスの間、AVで自慰していた俺にはわかる。
ネットリとしたぺニスへの愛撫後、口に含みながらの激しいシゴきはつまり……
詩織は浅倉氏をイカせるつもりだ。
ジュ
ジユポ
ジユポ
激しいシゴきに比例して詩織の口元から卑猥な音が漏れ、
「んっ──んっ──ぐっ」
と不定期に噎せる様な詩織の声。
夫の俺にはわかる。
詩織は浅倉氏のぺニスをシゴきながら自らも感じているのだと。
噎せているのではない、喘いでいるのだ。
俺の足がガタガタと小さく震えだした。
それが、無理な姿勢で詩織のフェラを鑑賞していた疲労からくる震えなのか、違うものなのかわからなかったが、氷点下の寒空に裸でいるかのように足が震えた。
だが、詩織はイカせるつもりだとしても、どこに発射させる気なんだ?
口の中にか?まさか……夫の俺でさえ数回しか経験無いのに、会ったばかりのオッサンのを……?まさかなハハ。
でも……見たいな。
見たいけど、見たくない……。
フェラの間、詩織に触れる事が無かった浅倉氏の両手が不自然に動き出し、やがて両手を詩織の肩に軽く添えた。
「グ… ムウ」
浅倉氏が呻く。
詩織のフェラ顔を見つめていた浅倉氏は目をつむり、苦しそうな表情で天井を一度見上げた後、
「イキますよ」
と詩織に告げた。
まじかよ!って……どこに出す気なんだよアンタ!?俺は狼狽えた。
フィニッシュを告げる浅倉氏の言葉に、詩織はなおも亀頭を口に含みながらぺニスをシゴき、コクっと小さくうなずいた。
ちょっ!待って!二人とも冷静になろうよ!
俺は、詩織が他人の精液で汚される妄想に取り憑かれていたが、いざ現実に目の前にするとさすがにうろたえた。
汚される、詩織が汚される、俺の妻・詩織が──
止めてくれ、という悲壮感と
どこに出すんだ?という期待感が同時に沸いた。
「むううっ」
絶頂のゴールを迎えた浅倉氏は、パンパンに膨れたぺニスを詩織の口から抜き、自らの右手で激しくシゴいた。
ど、どこに発射!?
期待感が勝った。