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寝とらせ白書①/妻が他人に抱かれる時
第6章 妻のフェラ


なっ!……にぬね……!?

驚いたことに、浅倉氏のぺニスを口から解放した詩織は、両手で乱れた髪を後ろに正し、

そして──

大きく口を開き、舌を限界まで伸ばした。


のーっ!!


俺の脳は瞬時に、詩織のこの動作が浅倉氏の精液……汚らわしいザーメンを、顔面に浴びるつもりなのだと理解した。


まるでスローモーションで見ているかの様だった。

浅倉氏のぺニスから、いや尿道から放たれた白い弾丸は、まるで水鉄砲の最初の一撃のように詩織の顔面へと細長く、束になって襲いかかる。

ご存知のように、男性の射精は一発で全ての精液を放出するわけではない。


ドピッ、ドピッっと断続的に精液の束を放出するのだ。

浅倉氏はこの時、計6回のドピッを詩織の顔面に──

俺の妻、若々しく美貌を保つ猫目の詩織の顔に発射したのだ。


最初のドピッは、量、速度とも最大で、詩織の右目下に着弾し、猛烈な勢いはその場に留まる事が出来ず、右目、おでこ、前髪へと細長く伸びた。


「ンゥッ!」


詩織はビクンッと一度身体を震わせ、眉間にシワを寄せた。


二度目のドピッは、正確に詩織の舌上を直撃し口内へと伸びる。


三度目、四度目のドピッは速度はないが量が多く、詩織の舌上、ルージュが滲んだ唇へと粘着し、下へと垂れた。


たまらず詩織は、両手をダラリと垂れる大量の精液をすくうように顎下にあてた。


五度目のドピッは詩織の口内奥深くへと消え、
六度目のドピッは、詩織の顔面に着弾する事なく、詩織の美脚を包む赤いガーターにボタボタと垂れた。


俺がずっと妄想していた詩織の顔射──

他人の精液を浴びる詩織の恥態を見たいという願望は今、目の前で現実化した

それは、わずか数秒の出来事だった。


だが、願望を成就し喜びに満たされるはずの俺の脳はこの時、快楽を味わう事無く大量の情報を処理していた。

嫉妬・怒り・憎しみ・悲しみ・不安をだ。



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