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寝とらせ白書①/妻が他人に抱かれる時
第8章 ベッドイン



「ああっ……いいっ──」

詩織の絶叫に似た喘ぎに、俺は我に帰った。


浅倉氏は舌をナイフの様に尖らせ、詩織のクリトリスを縦・横・円と転がし、ずらしていたショーツの隙間から太い中指を愛液が滴る詩織の膣内へと挿入している。
クリトリスに突き刺していた尖った舌を離すと


「奥様、ご主人がもっと綺麗で淫らな姿を見たいそうですよ……」


膣内に挿入した中指をゆっくりと出し入れしながら詩織に囁いた。

言ってねーよ
でも当たってる


「やっ……んんぅ」


詩織は喘ぎ声を発していた唇をかみしめ、浅倉氏の頭に添えた両手で浅倉氏の髪をギュッと掴んだ。

再び来るであろう浅倉氏の次の愛撫に備えるかのようにだ。


浅倉氏は乳房を握っていた右手を離し、詩織の左膝を掴みグイっと上に持ち上げ、膣内に挿入した中指を高速でピストンさせた。


グヂユ グヂユッ グヂユッ

と、詩織の陰部が湿った悲鳴をあげた瞬間、噛みしめていた唇から


「んんん……いっ──あああっ」


詩織は溜めていた喘ぎ声を解放し、右手で自らの右膝を抱え上げた。


エロい エロいぞ詩織!


右膝の圧力が解けた浅倉氏は身体を起こし、中指、さらに薬指を加え激しく詩織の膣を掘りだした。


グッチュ グチュ ジュブ


と、愛液の量が増える毎に、猥褻な音色が変化する。


「そうです、奥様、綺麗ですよ!ご主人も興奮してきましたよ」


おーよ!


「やんっ──い……いっ……っくぅ」


「まだです、まだですよ奥様!」


詩織の膣を掘る二本の指はさらに速く、奥深く、激しいピストンを始めた。


「あっ……だ、だめっ──」

詩織は左手でシーツを強く握り、唇を噛んでいる。


浅倉氏は詩織の左膝をさらに高く持ち上げると、詩織の陰部はスッと詩織の顔に近づき


グヂユ グジュッ グジュッ
自らの陰部から発する濁音が詩織の聴覚をも刺激した。


「いっ……いくっ──ああああっ」


詩織の絶叫と同時に、膣を掘る浅倉氏の指元からドクンと透明な液体が流れ、後を追うように無数の水玉が噴出した。


うおおっ まじかよ!


「ふぁぁ……ぁぁぁ──」

この日4度目の絶頂はベットのシーツを愛液で灰色に染めた。



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