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寝とらせ白書①/妻が他人に抱かれる時
第9章 挿入
浅倉氏は一度詩織からぺニスを抜き、うつ伏せで沈黙している詩織を静かに仰向けへと回転させた。
詩織の顔が上を向いた瞬間に「ううぅ──」と、乱れた呼吸音が聞こえ、挿入のためズラされていたショーツが再び股間に食い込んだ。
黒いショーツの陰部付近の縁はさらに黒味を増し、垂れ流した詩織の愛液の量を彷彿させる。
「奥様…大丈夫ですか」
詩織は荒く呼吸しながらコクリと頷いた。
さらに詩織は瞳を閉じたまま、小さく口を開き舌を少しだけ覗かせた。
浅倉氏はその舌先に自らの舌を重ね、味わうかのように舐め回した後、詩織の唇を口に含んだ。
「んっ……んぅ」
絡み合う舌と舌
ピヂャ ピチュ と唾液の音
ベットにダラリと力なく沈んでいた詩織の両腕は、浅倉氏の背中、背中から肩に、やがて浅倉氏の首に絡まりお互いが顔を左右に振りながら唇を求めて合っている。
黒のガーターは浅倉氏の腰に絡まり陰部へとぺニスを誘っている。
夫婦の俺達はこんなに求め合った事が無い!
これは…… これこそがセックスだ!
夫の前で淫らな行為をする妻の恥態に、俺は自分に欠けていたものがわかってきたような気がした。
俺は詩織に求めるだけで、与えようとはしていなかった。
ありふれた感謝の言葉さえ与えていなかった。
でも今
詩織と他人のセックスに猛烈に興奮する!