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寝とらせ白書①/妻が他人に抱かれる時
第9章 挿入
「おおっ、ご主人、奥様の様子はいかがですか?」
ペットボトルのお茶を一気に飲み干し浅倉氏が声をかけてきた。
「はい、大丈夫です。浅倉さんこそお疲れ様でした」
「いやいや、私は大丈夫!それより今日は奥様に好き勝手してしまって申し訳ない。くれぐれも奥様に非礼を詫びておいてください」
タシカニ
「でも今日はホンット興奮させていただきました。なんかこれぞセックス!って感じでしたよ。テヘッ」
「馬鹿を言っちゃっいかんよキミ……」
浅倉氏がタバコを一本つまみながらソファーに座り真顔で答えた。
「あ、どうぞ」
俺は浅倉氏のタバコに火をつけ対面に座り、次の言葉を待った。
「気を悪くせんでくれたまえ。私と奥様のした行為はセックスじゃぁない。遊びだよ、遊び。本当のセックスってのは君達みたいに仲の良い夫婦がするもんだ」
「はあ……仲良く見えますかね?」
「違うのかね?」
プハァ〜っと煙を吐き俺に問う今の浅倉氏に、下品な笑い声のオッサンというイメージは無い。
なんか進路指導の先生みたいだ
「一時は離婚寸前までいってたんですけどね」
「でも今日はこんな事をしてるじゃないか、ワッハッハハ」
やっぱ下品。
「そうそう……奥様が言ってましたよ」
そうだった……二人だけの時間に何を?
「最近、ご主人が急に優しくなったってねワッハッハハ」
ハイ 最近ね。