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碧の島
第7章 不器用な優しさ
俊也さんと最近よく話をする・・・。
それはプライベートの事ではなく、お店の話・・・・。
お店をどうしていくかとか・・・いつオープンさせるかとか・・・・。
取りあえず出す料理を決めろと言われ、毎日・・・料理を作っては~・・・・。
ダメだしされるっていう・・・(笑)
掃除洗濯が終わり、私はまた仕事道具を持って・・・。
「よしっ!!頑張るぞ!!!!」
って誰に言ってんのよ!!!(笑)
家を出ると・・・・。
あ・・・・。
家の下に止まる一台の車・・・・。
柵に手を掛け下を見ると・・・・。
車から降りてきたのは・・・・。
龍平君・・・・。
龍平君はまた大きな箱を持って・・・・。
「魚はいらない~?????(笑)」
って・・・・(笑)
あの日から龍平君もたまに来てくれては・・・・魚を差し入れしてくれるの・・・・。
階段を下りていき・・・その箱を眺めると・・・・。
何これッ・・・・・(笑)
「あ、これねぇ~・・・こっちではマンダイって言うんだけど~・・アカマンボウね(笑)」
マンボウッ?!(笑)
これってどうやって????
ソテーとか???・・・煮たりとかかな・・・・。
「もしよかったらさばくよ???(笑)俺はフライにするのか~・・・煮付けがお勧めかなー?????」
わぁ・・・。
「煮付け美味しそう!!!!(笑)」