この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
碧の島
第7章 不器用な優しさ
早速お店に入り龍平君は帽子を浅く被って・・・・。
「このままさばいて~・・・小分けにして冷蔵庫に入れとくか・・・冷凍しちゃうかかなぁ(笑)」
って・・・。
手際よくさばいてくれるの・・・・。
私はそれを後ろから眺め・・・。
「流石漁師さん・・・(笑)・・・今日はもう終わり????」
そう言うと龍平君はニカッと笑って・・・。
「この後また漁協戻るよ(笑)・・・午後俺空いてるけど~・・・恵理ちゃんは?」
あ・・・・。
(笑)
「今日も俊也さんに料理味見してもらって、またきっと駄目だしされるかなー・・・(笑)」
後ろに手を組みさばいてる手元を覗き込み言うと・・・・。
「俊也と仲良い???(笑)」
???????
上から笑って言ってきた・・・・。
「仲良っていうか・・(笑)・・・良くしてもらってるかな・・・・」
そう言うと・・・龍平君はまた笑って・・・。
「俺妬いちゃうな~・・・俊也俺苦手だからさ~・・・(笑)」
????????
妬いちゃう????
焼いちゃう???
ん?????
首を傾げその姿を見ていると、・・・龍平君はまた振り返って来て・・・・。
「でも俺は邪魔もしないし(笑)・・・こうやって恵理ちゃんに逢いにくるよ???・・・嫌になったらいつでも言ってね(笑)」
・・・・・・・。
ん?????