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碧の島
第7章 不器用な優しさ




恵理side



・・・・・・・・。


ん・・・・。


あ・・・。


私寝ちゃった・・・・。




変な体制で寝たから首痛いや・・・・。


首を触りながら体を起こすと、・・・・あれ?????


パサッ・・・と落ちた・・・グレーのパーカー・・・。


・・・・・・・。



椅子から降りそれを拾うと・・・なんか・・・。


いい匂い・・・。


香水かな・・・。


パーカーをギュッと抱きしめまた匂いを嗅ぐ・・・。


私って変態かな????(笑)



これ誰のだろう・・・凄くいい香り・・・・。



なんか・・・。



落ち着く・・・。



ギュッとそのまま抱きしめると、カウンターに一枚の紙が置いてある・・・。


???????




えっ?!




慌ててその紙を取ってよく見ると・・・・。



『ヨダレつけんじゃねーぞ、ブス』



はぁっ?!



・・・・・・・・。



でも・・・・。



思わず笑った・・・。



パーカーを抱きしめて・・・・。



ちょっと・・・。



面白かったの・・・・。






俊也さん・・・・。






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