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碧の島
第13章 親友菜々美
恵理side
コンッ・・・ココン・・・・と、何度かノックされるドア・・・・。
私はリビングのソファー前に足を抱え座り込んだ。
菜々美に言われた言葉・・・・。
胸に刺さった・・・。
私何してるんだろう。
沖縄に来て・・・・雲隠れをするようにこの島に来て・・・・。
家族にあんな事があったっていうのに私何してるの?????
すると・・・。
コンッ・・・ココン・・・とまた・・・・。
玄関の方を見ると、・・・・。
「腹減んない~?????やっぱ何か食おうぜ?」
・・・・・・・・。
私・・・・。
一人でこの島に来てね・・・。
やっぱり寂しいって思ってしまったの・・・・。
そこで出会った貴方は・・・毎日毎日違う顔を見せて来て・・・・。
それがまた・・・。
毎日毎日・・・どんどん優しくなる。
だから私はつい貴方に・・・近づきたくなってしまった・・・・。
ゆっくり立ち上がり、電気を付けていない部屋をゆっくり歩き玄関まで行くと・・・・。
「私は・・・お腹空いてないので・・・・ごめんなさい・・・・」