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碧の島
第13章 親友菜々美
恵理side
帰らないで・・・。
やっぱり顔が見たいの。
胸が張り裂けそうになって・・・・扉を開けてしまったの。
「俊也さん・・・・//////////」
自分の今の立場も分かってる。
こんな事をしてる場合じゃないって・・・でもね・・・。
俊也さんは直ぐに私の方にまた戻って・・・・。
扉を抑え・・・・。
・・・・・・・・////////////
私の腰をグイッと引き寄せ・・・。
ガッチリした腕で抱きしめてくれた・・・・。
私は、愛だの恋だの・・・。
してる場合じゃない。
でも寂しい・・・そして貴方が凄く気になって・・・仕方ない。
自分の手を俊也さんの背中に回しギュッと・・・Tシャツを掴むと・・・・。
俊也さんは更に私を強く抱きしめ・・・・。
頭を撫でた・・・//////////
優しい温もりが欲しい・・・。
私にはもう・・・。
誰も居ないの。
家族は・・・。
皆死んだから・・・・・。