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碧の島
第15章 親友が残した言葉
航side
わわわわっ・・・・
この子何言う気ッ?????
俺は思わず菜々美ちゃんの腕を掴み・・・・。
「あ、・・・菜々美ちゃん!!!もう船来るんじゃんッ?????」
今言うなら俺から言うしッ!!!!!!
菜々美ちゃんは俺の手を振り払って・・・・・・笑い・・・・・・。
「あの子の名前知ってます?」
デスクに手を付き俊也の顔を覗き込み言った。
ヤバいヤバい・・・。
俊也は一瞬眉間に皺をよせ・・・・。
「朝倉恵理だろ???何言ってんだよ・・・」
イヤイヤイヤーーーーッ・・・マジ何があったかは知らんけど!!今は言うなってぇ~・・・・・・・。
菜々美ちゃんは・・・。
ププッと・・・吹き出して笑って・・・・。
「昨夜貴方あの子の家泊ったんでしょ??・・・なのに名前も知らないの???」
えっ・・・あーー・・・。
やっぱ彼女の家泊ったんだ~・・・ってそこじゃねぇし!!!!(笑)
ん??・・・・・
てか何で・・・。
この子・・・。
俊也が泊まったの知ってんだ???・・・・あー・・・もうラインとかで女の子特有の報告会があったとか???