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碧の島
第15章 親友が残した言葉




俊也side


あれ・・・・???


菜々美ちゃん???


菜々美ちゃんはうちの店のドアを開け・・・中に入ってくると・・・・。


「昨日はありがとうございました(笑)」


って・・・・。


俺の目の前に居た航は慌てて席を立ち、


「あれっ???菜々美ちゃんもう帰るの????」


って・・・。


確かに大きなスーツケースを横に置き立ってる・・・・。


「あ、・・はい(笑)急いで帰らないといけなくなって~・・・・10時の船で帰ります・・・」


・・・・・・・。


あれ???


アイツは菜々美ちゃん・・・午後に帰ると思ってたけど????


「アイツ知ってんの???・・・なんか午後の船で帰るって思ってるみたいだったけど????」


だから同じ船で本島に行って・・・船の中でちゃんと話をしようってアイツ言ってたけど・・・・。

菜々美ちゃんはニッコリ笑って・・・・。


「あの子に言ったら~・・・寂しがるかな??って、だから後でラインします(笑)」


そ・・・そうなんだ・・・。


俺が頷き・・また椅子に座ると、菜々美ちゃんはまた一歩前に出て来て・・・・・。



「ところで俊也さん・・・(笑)貴方、彼女の事ちゃんと分かってます???」



・・・・・・。






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