この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
碧の島
第15章 親友が残した言葉
俊也side
あれ・・・・???
菜々美ちゃん???
菜々美ちゃんはうちの店のドアを開け・・・中に入ってくると・・・・。
「昨日はありがとうございました(笑)」
って・・・・。
俺の目の前に居た航は慌てて席を立ち、
「あれっ???菜々美ちゃんもう帰るの????」
って・・・。
確かに大きなスーツケースを横に置き立ってる・・・・。
「あ、・・はい(笑)急いで帰らないといけなくなって~・・・・10時の船で帰ります・・・」
・・・・・・・。
あれ???
アイツは菜々美ちゃん・・・午後に帰ると思ってたけど????
「アイツ知ってんの???・・・なんか午後の船で帰るって思ってるみたいだったけど????」
だから同じ船で本島に行って・・・船の中でちゃんと話をしようってアイツ言ってたけど・・・・。
菜々美ちゃんはニッコリ笑って・・・・。
「あの子に言ったら~・・・寂しがるかな??って、だから後でラインします(笑)」
そ・・・そうなんだ・・・。
俺が頷き・・また椅子に座ると、菜々美ちゃんはまた一歩前に出て来て・・・・・。
「ところで俊也さん・・・(笑)貴方、彼女の事ちゃんと分かってます???」
・・・・・・。