この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
碧の島
第16章 恵理ではなく・・・・
私の姉は2歳上の28歳・・・。
恋人もいた・・・。
普段はNYで仕事をしている商社マン・・・。
でも毎日お姉ちゃんとテレビ電話をしていた・・・・。
あの事件があった直後、姉の恋人は直ぐにNYから帰ってきてくれて・・・警察の対応などすべてをやってくれた・・・・。
あの日・・・。
私が自宅に帰った時は・・・。
既に惨劇の後・・・・。
警察が凄い来ていて近所の人が家の周りに集まっていた・・・・。
姉は・・・家の階段下で・・・顔と腹部を刺されて亡くなっていた。
母は・・キッチンで同じように顔と腹部・・・・。
そして・・・父は・・・・。
リビングの天井の梁にロープでつるされて・・・・。
亡くなった・・・・。
何があったのか理解が出来なかった。
その後告別式が終わって直ぐに私は入院・・・・。
捜査は難航。
ただ1枚・・犯人が残したメッセージ・・・・。
そこには、皆殺しにすると・・・そう書かれていた。