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碧の島
第3章 自分の名前




・・・・・・。


思わず階段の手すりに隠れると・・・。


俊也っていう・・・人は・・・こっちには気づかず・・・・。


行ってしまった。


・・・・・・・。


何・・・しに来たのかな・・・・。


じーーーーっと・・・しゃがみ込んだままその後ろ姿を見ていると・・・・。


「あ、・・・恵理ちゃん(笑)」


・・・・・・・。


「恵ーーー理ちゃん~・・・(笑)」



????あっ・・・・。


私の事かッ・・・。


私は柵に手を置き声がする下の方を見た・・・。


すると・・・。


ニッコリ笑ったキク爺が・・・手を振って来て・・・。


「朝食はまだかな???(笑)良かったら俊也が作ってくれたから一緒にどう???」


?????????


思わず・・・あの俊也・・・さんの方を見ると・・・。


俊也さんは歩きながらこっちを振り返って来て・・・・。




中指を立てたッ!!!!!!





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