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碧の島
第3章 自分の名前




俺と俊也がこの島・・・。


渡嘉敷に来たのは~・・・、1年ちょい前。



俊也と俺は地元が同じ家も近く、幼馴染でもあり・・・アイツがOHに入ったのも知っていたし・・・・。


好きな女が居たのも知っていた。


ずっと思い続けていた・・・本当の片思いだった。


アイツが好きになった子は・・・確かにスッゲェ可愛くて・・・でもアイツは・・・高校時代にある人物とバカな約束をして~・・・その子に気持ちを告げることは出来なかった。


気持ちを抑えると同時に好きな子に対する執着心は強くなって・・・でも最後には・・・絶対結ばれることはない。


そう思えば思うほど・・・気持ちは強くなる。


断ち切るに断ち切れない・・いつも傍に居たその・・・女の子。




そしてその子はある男と結ばれ幸せに・・・。



それを間近で見ていた俊也は・・・もう壊れて・・壊れて・・・・。





そして絶対にやってはいけない事をやってしまった。




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