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碧の島
第27章 倉田が来た訳
布団から降り・・・ぐっすり眠る俊也の脇で着替えを済ませ・・・・。
小さなバックに財布と携帯だけ入れ・・・・。
また振り返った・・・・。
綺麗な・・・背中からお尻まで入る刺青・・・・。
背中を撫で布団を掛けた・・・・。
俊也・・・・・。
好き・・・・。
背中をなぞる手に涙が落ちた・・・・・。
貴方が好きだから・・・・。
貴方を傷付けられない・・・・。
貴方にはきっと素敵な未来がある。
私はきっとそれを邪魔してしまう・・・、せっかく島の人と上手くやって来たのに私のせいでそれさえも無くなってしまう。
さようなら・・・・。
ありがとう・・・。