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碧の島
第27章 倉田が来た訳
ゆっくり腰を上げ小さなバックだけを持って靴を履き・・・正面を見るとさっき俊也が作ってくれたパスタ・・・・。
・・・・・・・。
歯を食いしばって下を向きそのまま・・・・ドアノブを握った。
そして扉を開け・・・・。
階段を下りたの。
たった3カ月・・・。
素敵な場所だった・・・。
なのに私のせいで・・・皆が嫌な気分になった・・・・・。
携帯の時計を見ると時刻は21時半・・・・。
はぁ・・・。
朝の船ではいけない。
・・・・・・・・。
私は長屋の前の道を・・・・・
港とは反対方向に歩いた・・・・・。
確か・・・・。
こっちだった・・・・。
一回脚を止め振り返って長屋を見る・・・・・。
俊也の写真位・・・撮っておけばよかった・・・・・。