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碧の島
第3章 自分の名前
若い女性はニッコリ笑ってお茶を置き・・・・。
「あ、私の父はさっきの~・・・課長(笑)・・・私は下地真琴です。若い女性が引っ越してらしたって聞いたから・・・嬉しくて会いに来てしまいました・・・」
・・・・・・・・。
「あ・・・・・」
私が引っ越して来たって・・・・そんなに・・・・話しまわってるのかな????
「あ~・・・何で知ってるの???って思いました???(笑)」
・・・・・・・。
下地真琴ちゃんは私のすぐ横にしゃがんで・・・・。
「この島・・・(笑)」
????????
「若い人に飢えてるから~・・・・」
???????(笑)
「皆嬉しくて直ぐ話が回っちゃったんですッ(笑)私もその一人ですけど・・・気分を害されたらごめんなさい・・・・」
・・・・・・・(笑)
そっか・・・。
そんなに大きくはない島だし・・・。
この辺に住む人は特に・・・知っているのかも・・・・。
「いえ・・・(笑)私みたいなのが来てガッカリされていないか心配ですけど・・・でも・・・皆さん親切で良い人ばかりだし・・・・」
そう言うと・・・。
「困ったことがあったら・・・私はヨシ婆商店の裏手の方に住んでいますのでよかったら相談に乗りますから・・・・(笑)」
ヨシ婆商店?????
「あ、・・・あの小さいお婆ちゃんの商店(笑)希子さんとこの・・・・」
あっ・・・あの置物みたいな可愛いお婆ちゃん・・・ヨシ婆って言うのか(笑)