この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
碧の島
第28章 一生のお願い
港に到着し俺の船に桜ちゃんを乗せた・・・・。
多分桜ちゃんが居なくなったら・・・・俊也は絶対ショックを受けるんだろうけど・・・・・。
もう一人・・・凄く後悔する人が居る。
船を出し椅子に座る桜ちゃんを見て・・・・。
「桜ちゃん・・・・」
桜ちゃんは何も言わず俺の方を見た・・・・。
「マッサン・・・・後悔してたよ・・・・・」
(笑)
あの人は凄く人間らしい人なんだ・・・・。
時には人を傷付けてしまう事もあるかもしれない・・・けどね・・・・。
自分が言ってしまった事を・・・凄く後悔して・・・・。
自分を今凄く責めてるんだ・・・・。
別にマッサンの肩を持つわけじゃない。
でも・・・・。
桜ちゃんはニッコリ笑って・・・・。
「お礼・・・言えなかった・・・・(笑)」
・・・・・・・・(笑)
大丈夫・・・・。
次に会って話した時・・・言ってあげて・・・・・。
きっと泣いて、詫びてくるから・・・・。
その時は、・・・マッサンを許してやってくれ・・・・・。