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碧の島
第28章 一生のお願い
俊也side
あーー・・・・何かスゲェ・・・・眠い・・・・・。
頭がぼーっとする。
龍平はベット下にドカッと胡坐をかき煙草に火をつけ・・・・。
ふぅ~・・・と煙を吐くと、
俺の方を見て、
「早く服着ろよ、・・・・直ぐ出るぞ・・・・」
はっ?!てかアイツはッ?!
直ぐに下着を履きベットから降りリビングを見に行くと、・・・・・・桜は居ない。
また座り込んでいた龍平を見て・・・・。
「アイツは?」
・・・・・・・。
龍平は俺の方を見て・・・・・。
「本島に送った、・・・・朝一で沖縄を出ると言ってた・・・・。早く準備しろ・・・・」
はっ?!
龍平は立ち上がりタバコを吸いながら歩き、リビングにあった灰皿にポンポンと灰を落とし・・・・・。
「桜ちゃんは、・・・お前に何かがあったらッて~・・・ジッとはしてられなかった。後は・・・・」
・・・・・・・。
「死ぬほど怖かったんだろう・・・・・」
桜・・・・・・。
俺は直ぐに服を着て・・・・・上着を手に持ち帽子をかぶった・・・・。
でも何で俺気付かなかったんだッ?????