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碧の島
第29章 俺を信じろ




俺が船を降りると・・・・龍平は船に乗ったままタバコに火をつけた。


・・・・・・。


「お前はもう帰る?」


俺が言うと・・・龍平は笑って・・・・。


「誰がラブラブカップルの仲直りを自ら見たいと志願する????(笑)」


(笑)


龍平は船を動かし・・・・。


「俊也と桜ちゃんは~・・・金払ってフェリーで帰ってきてくださいね~・・・んじゃ!!!!」


(笑)


・・・・・・・。


「龍平ッ・・・・・・」



声を掛けると、龍平はこっちを向いた・・・・。


(笑)



「ありがとうな!!!!(笑)」




そう言うと左手を上げ・・・・港から離れていった・・・・・。



はぁ・・・。



俺は携帯を出し・・・。


ん~・・・・。


アイツの生きそうなホテルって言うと、・・・多分性格上知ってるホテルに行くに違いない。


って事はこの前最初に断られたとこか????


一緒に泊まったリーガロイヤルは~・・・飛び込みで行ったら高いだろうし・・・・。


多分トリフィートかな????




きっと電話をしたところで出ないだろうし・・・・。


携帯をまた終いポケットに手を入れ歩いた・・・・。





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