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第5章 2人の男性

止まっている船にロープを括りつける・・・あの怖い人。


でもぉ・・・。


あ・・・。


何か笑ってる。


何私見てんの？？？？


あの鬼形相のあの人が・・・笑った。


その前に居るのは若い女の子達。





ふーーん・・・。


あれさっきターミナルで話してた女の子達じゃない？？？？


若い女の子と話すときは笑うのかな？？？？


・・・・・・・・。


と、思わずジー―っと見てしまうと・・・・。


俊也さんがチラッと上を見て来て・・・・


目が合ったッ！！！！！



こわっ・・・・



ッて・・慌てて中に入る私・・・。



こんな風に逃げたら勘違いされるじゃん！！！！ったく・・・・。



ちょっと笑った顔が珍しかっただけだし。


うん・・・。


そうそう・・・。




家の中に入って急いでカーテンを閉めた・・・・。



でもなぁ・・・。


あの人に協力をしてもらわないといけないんだし・・・今度ちゃんと話をしに行かないとな・・・・。





凄い・・・。


不安ッ・・・・。