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ネコの拾い方…
第2章 その出会いがあったから…



「清太郎が満足してない場合、俺がイッたら…、やっぱり第2ラウンドに突入だよな?」


顔を引き攣らせた昌弘が言う。


「当然、たっぷりと舐めてしっかりと勃たせてあげるよ。」

「いや、清太郎の為に必死に我慢します。」


そうやって昌弘と繋がりを維持したまま、昌弘の腕の中で僕は自分を曝け出す。

誰にも見せた事のない僕を昌弘だけに見せ付ける。

これは僕が壊れない為に必要な事…。

叔父のようになりたくない。

僕は僕で居たいと強く思う。

昌弘の身体の温もりだけが僕を正気に繋ぎ止める。


「だから昌弘を愛してるよ。」


僕の為に我慢すると言う昌弘の頬にキスをして伝える。

僕を僕のままで居させてくれと昌弘に願いを込める。


「その5年生の時だけど、叔父がいきなり大阪へ行こうと言い出した。」

「大阪に?」

「ある企業の創立祭に参加する為だった。」


大阪で発展した飲食企業…。

さすが、食いだおれの街だと思う。

フランチャイズ企業というだけで急成長を遂げた財閥…。

歴史なんか持たない一族…。

藤原家は2000年の歴史を持つ。

その藤原に認められれば新参者でも経済界という世界へ仲間入り出来ると噂だけが先走る。

歴史とは存続してこその歴史であり、藤原が認めたからといっても新参者には変わりない。

なのに叔父は招待を受けたからという理由だけで僕を連れてそのパーティーに出席する事にした。

藤原が出席すれば、新参者の後ろに藤原が居ると勘違いを示す事になるのに叔父は気にする様子がない。


「清太郎は気付いてたのか?」


昌弘が驚きを露わにする。


「当たり前だ。イかせ屋としての知識はまだなかったが、財閥としての知識は藤原の分家である僕の家でも学ぶからな。」

「すげー…嫌な小学生…。」

「お黙り…。」


昌弘の口を塞ぐ為にキスをする。



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