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第1章 アリョーナの旅路

アタシは、結婚をしたくても結婚ができない、あるいは結婚とは正反対の方向へ向かってしまいまして離婚と再婚ばかりを繰り返すようになってしまったのか…

そう思ってみた時、アタシは19歳の時にあったと想う…

アタシはあの時、タメルランと出会うべきだったのかどうか…

タメルランとお付き合いをしない方がよかったのか…

アタシは、すごく迷い続けながらタメルランとなあなあな気持ちでお付き合いをしていたことに気がつきました。

その他にも、家庭内の複雑な事情や問題をたくさん抱えていましたので、ハバロフスクにあるアタシの実家はあまり良縁には恵まれていない家でありました。

アタシ自身のことをもう一度思い直してみたところ、タメルランと会う以前のハイスクール時代に親しかった友人のことを思い出してみました。

アタシがハバロフスクのハイスクール時代に親しかった友人は、同じ学校内で付き合っていました同級生のカレがいたのに、カノジョはよその学校にいた別のカレシと浮気をしていたし、そのまた上に複数のボーイフレンドともお付き合いをするなど、男をコロコロと変え続けていました。

たぶん、そのことが原因でアタシの良縁が遠ざかり始めていたのかも知れませんでした。

カノジョはその後、どうなってしまったのかと言いますと、複数の男とトラブってしまいまして行方不明になってしまいました。

もうひとつは、アタシがハバロフスクの女子大時代の時に先輩の女子大生たちにムリヤリ誘われて行きましたジョシカイの時の出来事でありました。