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アリョーナの旅路
第3章 アリョーナの旅路・最終章
「フザケルなよ!!オレとアリョーナの結婚に対してケチをつけておいて、一体何なのだよ!?オレはな!!アリョーナと結婚をしてからついていないことばかりが続いているのだよ!!お給料はカットされるし、アリョーナとの大ゲンカが続いたから、アリョーナが出ていってしまった!!どうしてアリョーナが出ていったのか!?分からないのかよ!?アリョーナにばかり家庭のことを押し付けたからこうなってしまったのだろ!!」
「何を言っているのよ!?そんなことよりも、どうしておじさんの会社に行こうとしないのよ!?」
「話をすり替えるな!!オレはおじさんの会社には近いうちに辞表を出すのだよ!!おじさんの会社をやめて、新しいことにトライしようとしているのをどうして止めるのだ!?」
「止めたくもなるわよ!!おじさんは、ルガーノに会社に来てほしいと言っているのよ!?」
「何だと!!もういっぺん言ってみろ!!おじさんの会社しか行くところがないようにしたのはかあさんじゃないか!!」
「かあさんがルガーノに何をしたと言うわけなのよ!?かあさんがルガーノをおじさんの会社に入れたのはね、ルガーノが幸せになれるようにと思って決めたことなのよ!!おじさんの会社で働けることに感謝をしなさいよ!!」
「フザケルな!!」

ルガーノさんはワーッとなりまして、家中を暴れまわったのでありました。

(ガシャーン!!バキバキ!!ドスンドスン!!)

「何だと!!もういっぺん言ってみろ!!おじさんのカタを持ちやがって!!」

ルガーノさんのお母さまは、泣き声でこう言ったのでありました。

「おじさんの会社をやめてしまったら、ルガーノは本当に行くところがなくなるのよ!!お給料もらえなくなってもいいの!?」
「おじさんがピンはねをしたお給料なんかは1セントもいらないよ!!何のためにオレはおじさんの会社にいたのか分からないのだよ!!フザケルな!!」

アタシはこの時、嵐がおさまるのを待ってから家を出ることにしました。
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