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ラブ・アンド・セックス
第1章 大きな舞台に立ちたい!
打ち上げは、近くの居酒屋で行われた。みんな舞台の出来に満足しているのだろう、楽しそうに飲んでいる。
「三上、本当にありがとうな。お前と麻衣ちゃんのお陰だよ。最高だったよ、二人のロミオとジュリエット」
手塚がハイボールを片手に隣にやってきた。
「そんなに褒められると照れるな」
オレは、目の前にあったグラスを手に取ると手塚とグラスを合わせた。
「お前たち結婚して何年になる?」
「3年かな」
「もうそんなになるか……」