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ラブ・アンド・セックス
第3章 石原夫妻の艶技
全幕ひと通りの稽古が終わり、いよいよ最後の場面、ユウスケとマリアのベッドシーンの稽古が行われることになった。
さすがに前日の夜は、オレも麻衣も緊張してあまり眠れなかった。オレたちは、眠い目を擦りながら稽古場に向かった。
「おはよう」
いつもと同じように玲子さんが迎えてくれたが、気のせいか笑顔が少しぎこちない。普段は遅いスタッフの人たちも、もう揃っている。やはりみんないつもとは雰囲気が違っていて、どこかピリピリしている感じがする。
オレと麻衣は、とりあえずユニタードに着替えて稽古場に入った。相沢先生もすでに来ていた。照明の川村さんと、シルエットを映し出すスクリーンやライトを置く位置を相談している。
先生はオレたちに気づくと、「ちょうどよかった」と手招いた。「照明とカメラの位置を決めたいから、三上くんたち、そのままの服装でいいから、動きだけしてみてくれないか」
オレは麻衣と一緒にベッドに上がると、普段、家でするときと同じように麻衣を仰向けにして身体を重ねた。腰を上下に動かす。
「こんな感じでいいでしょうか?」
「OKだ。そのまま続けて」
オレは、しばらくそのまま腰を動かし続けた。
さすがに前日の夜は、オレも麻衣も緊張してあまり眠れなかった。オレたちは、眠い目を擦りながら稽古場に向かった。
「おはよう」
いつもと同じように玲子さんが迎えてくれたが、気のせいか笑顔が少しぎこちない。普段は遅いスタッフの人たちも、もう揃っている。やはりみんないつもとは雰囲気が違っていて、どこかピリピリしている感じがする。
オレと麻衣は、とりあえずユニタードに着替えて稽古場に入った。相沢先生もすでに来ていた。照明の川村さんと、シルエットを映し出すスクリーンやライトを置く位置を相談している。
先生はオレたちに気づくと、「ちょうどよかった」と手招いた。「照明とカメラの位置を決めたいから、三上くんたち、そのままの服装でいいから、動きだけしてみてくれないか」
オレは麻衣と一緒にベッドに上がると、普段、家でするときと同じように麻衣を仰向けにして身体を重ねた。腰を上下に動かす。
「こんな感じでいいでしょうか?」
「OKだ。そのまま続けて」
オレは、しばらくそのまま腰を動かし続けた。