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彼女が制服を脱いだら・・・・
第5章 第二章 快楽の餌食
演劇部顧問の山口から呼び出された美香は進路指導室に行く。

進路指導室は、部活で使っている別館ではなく本館の4階の端にある。

高校生の美香の若さであってもなかなかこの移動はめんどくさい。

進路指導のことで山口に呼ばれることなんかあったかな?

という疑問を持ちつつ、コンコンと進路指導室の扉を叩き、中に入る。


「先生お疲れ様です。お呼びということでしたけど、何かありましたでしょうか。」

部屋の中には山口がいて何やらひとり難しそうな顔をしていた。

山口は50近い小太りの中年のおっさんで薄い髪の毛の部分に沢山の育毛剤をつけているらしくいつも頭皮がテカテカしているので生徒からは陰でテカ夫と呼ばれている。

「おお、堀口来たか。まあ椅子に座って。」

部活の事で部長に言えないこととか何かあったかな~。と考えたものの山口に呼び出された理由を美香は考えたが全く思いつかない。

「う~ん。実はな堀口!この前××町のショッピングモール近くでお前ティッシュ配るバイトをしていたろ。」

え!!!美香は驚きを隠せなかった。

「俺あの日たまたま買い物に行っててお前がバイトをしているところを見てしまったんだ。お前も分かっていると思うがうちの学校は学校で認められる理由が無い限りアルバイトは禁止となってるだろ。お前の地元からはかなり離れているが見つかっちまうものなんだな~。」

そんな!地元からあれだけわざわざ離れた街に行ってバイトしてたのに・・・

「まあ!うちはバイトがばれると親を呼び出して停学とか色々あるけどお前は私が顧問の部活の顧問だしな~。」

「先生。ごめんなさい。どうか許してもらうことは出来ないでしょうか?」
美香は突然の山口の発表に驚きはしたが、どうにか今回は謝って逃げ切れるのではないかという気持ちもあった。

「ん~。そうだなあ。俺も悪魔じゃないからな~。うひひひひ。じゃあ堀口、とりあえず制服脱いでくれ。」といやらしい目で美香の目を見ながら言う山口。


「は!?先生言ってる意味が分かりません・・・」

「何を驚いているんだ。お前が俺の希望の通りのことをしてくれたら秘密は守るって言ってんだぞ。ほらまずそのブレザーを早く脱ぎなさい。」
すでに山口は興奮状態らしく目はギラギラとしている。


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