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夏
第1章 序章
困惑している朝倉に近付いていった女は、笑顔を見せる。
「よろしくね」
「いや……うん……」
頷きざるを得なかった。
家に帰ってきた朝倉。
母親は幼い頃に病気で亡くなり、父親と一緒に暮らしている。
「砂だらけだな……ちょっと待ってて」
朝倉はジャージを取りに自室に向かう。
タンスから黒いジャージを引っ張り出し、玄関に戻る。
「これ貸してやるから風呂場で着替え…………!?」
視界に飛び込んできたのはその場で服を脱ぐ女。
この漫画みたいな変な展開に童貞朝倉はテンパる。