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黄昏異変 肉欲の奈落
第3章 恐怖の熟女同時多発エロ攻撃
 そのとき、早苗の燃えるような視線が浩二に注がれた。
 湧き上がる狂おしい激情。浩二に再会した途端、早苗は浩二への欲情の渦に巻き込まれていたのだ。 

 「浩二さん、お寄り下さるわね」

 熱を帯びた早苗の誘い。

 「ああ、はい」

 まさか、嫌とは言えなかった。
 嫌とは言えなかったが、この状況を冷静に分析するしばしの猶予が欲しい。

 (落ち着け、落ち着くんだ)

 しかし、状況はそんな猶予を与えるどころか、あっという間に浩二は早苗の求愛の場に引きずり込まれた。

 早苗は玄関のドアがガチャンと閉まるのももどかしげに、浩二に抱きついた。
 激しいキスが浩二に襲いかかる。

 「早苗さん、とりあえず、靴を脱ごう」
 「浩二さん、触ってわたしの胸。心臓の鼓動がどんなに激しいか。分かるでしょ」

 早苗は着ていたコートを脱ぎ、セーターをたくし上げると、浩二の手をブラジャーの下に入れ、肌にピタリと重ねた。
 早苗の温かな柔肌に触れる浩二の冷え切った手のひらも早苗の激情を冷やすどころか、その肌を焼いた。

 「あぁんっ・・・」
 
 乳房の柔らかな温もりに浩二も暴発。

 「早苗。脱ぐんだ」

 浩二はたちまちご主人様の気分に。

 「ハイ」

 早苗のMッ気も一気に復活。
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