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第3章 恐怖の熟女同時多発エロ攻撃

　「ふふふ、お兄さんも隅に置けない。お二人の間に何があったのか、是非お話して頂きたいわ」
　「ユカリさん、野暮なことは聞かないでおこう。僕も彼も、ともに妻子ある身。何があったかなかったか、それは二人だけの秘密。さあ、君たちも一杯」

　ユカリの目が悪戯っぽく笑った。

　「それもそうね。真実だけで生きている人間なんて、この世にどれほどいるかしら」
　「ユカリ、明日から二人は運命共同体」

　慶太が口にチャックをした。

　「僕もビックリ仰天さ。こんな展開になって。慶太君の猛タックルでみんなが救われた」
　「お兄さん、私からもお礼を言います。お礼より、お祝いの方がいいのかしら」
　「ありがとう。ユカリさん。私、素直にあなたの祝福をお受しますわ」

　慶太に代わって早苗が答えた。

　「早苗さん、お酒はお好きかしら」
　「好きよ。そんなに強くはないけど」
　「これからもご一緒していただきたいワ」
　「もちろんよ」
　「嬉しい。あなたのような方とお知り合いになれて」

　ユカリの言葉に、早苗は優しく微笑みを返した。

　「二人が並んだら、君たちは双子の姉妹だ。髪型や服装でしか見分けがつかない」

　慶太は改めて二人を見比べ、感心した。

　「まったく、裸にでもならないと、どっちがどっちだかかわからないよ。ヒック」

　言っていることが頓珍漢で、浩二はすでに飲みすぎて酩酊気味。